BIOGRAPHY
Band Profile
武蔵野美大で結成。98年8月にテイチクレコードより「これを恋と云えましょうか」でメジャーデビュー。この曲はテレ東深夜に放送された「ジェネレータガウル」ED曲に抜擢。アニメファンから根強い支持を今も受ける。11月2ndシングル「くもの糸」発表。抑制の効いたメロウソウルの傑作でDJを中心に人気が高い。99年4月1stアルバム「042」を発表。フォーク、ソウル、ソフトロックなサウンドに乗せて90年代の閉塞感を表した世界観が高い評価を得る。マグネットレコードに移籍。2001年9月2ndアルバム「ハズムリズム」発表。表題曲「ハズムリズム」はFM群馬「チャンネル148」ED曲に抜擢されて今も多くの群馬県民に愛されている。02年10月3rdアルバム「足りないもの」発表。03年9月、結成当時よりのメンバー荘田、中澤脱退。残った吉井、西村、鈴木、朝倉4人で再始動。他アーティストへのサポート、プロデュース、自主企画イベントなど各方面に触手を伸ばしながら、MIDI Creativeへ移籍。06年6月4thアルバム「4」発表。09年3月鈴木が脱退。隅倉弘至(初恋の嵐)をサポートに迎え止まる事無くマイペースに活動。デビュー20周年を迎えた2018年、下北沢440にて記念ライブ敢行。そして2019年5月ハピネスレコードに移籍して待望の5thアルバム「ツヨクヨハク」を発表。東京、大阪、京都にてレコ発ライブを行った。
Member Profile
吉井 功<Isao Yoshii> Vocal・Guitar
1972年3月15日生まれ
東京都武蔵野市出身
西村 純<Jun Nishimura > Keyboard・Piano・Organ・Chorus
1967年8月19日生まれ
神奈川県鎌倉市出身
朝倉真司<Shinji Asakura> Drums・Percussion・Chorus
1971年12月14日生まれ
静岡県焼津市出身
Band Biography
1991年4月
武蔵野美大の学生であった吉井功、荘田潤一、中澤隆志が中心となり結成。日本語のグループ名が絶対にいいと「イズクンゾ、イカンセン、ナカンズク、ヨシンバ、、、」と列記した紙の中からヨシンバに決定。CSNなどのカバーを中心とした3人組フォークグループとしてスタート
1995年
大学卒業目前、吉井がベースに転向してバンド化。初のデモテープ「楽になりたいよ」「どうして」など制作。吉井(b)、荘田(a.g)、中澤(e.g)に吉井の高校の同級生、住田理大(ds)、郡司崇(key)を加え5人編成となる。デモテープ「ひとりきり」「多情なのです」「暗い夜」などを制作。
1996年某月
FM局・J-WAVEの人気番組「投稿王国」に送ったデモテープが認められ何度もOA。放送を聴いて気に入った某レコード会社ディレクターがFAXを送ってくるなど、番組的にも非常に盛り上がった。
1996年9月
同番組プロデュースのコンピアルバム「We wanna be your No.1」に楽曲「ひとりきり」収録。メンバーの様々な音楽性を微妙に組み合わせた、フォーキーであり、ソウル風であり、ソフトロック風でもある異種配合サウンドと日本語の響きを巧みに遊び独特の空気感を持ったバンドとして注目を集め始める。
1998年8月
下北沢CLUB Queにて深夜開催されていた “Happiness”という名のクラブイベントにヨシンバが出演した際、遊びに来ていたテイチクレコードの面々にデモテープを渡したことがきっかけに、テイチクレコードと契約。ファーストマキシシングル「これを恋と云えましょうか」でメジャーデビュー。今まで誰も見たことのないアートワークにしようということで城が選ばれた。メンバー写真は無く、名古屋城と女子高生が配置されたアートワークは、新人デビュー作としては、かなり冒険的であった。アートディレクターとデザインは武蔵美時代の友人・後智仁(WHITE DESIGN)と寄藤文平(文平銀座)で以降2ndシングル、1stアルバムも手がける。PVは、守屋健太郎監督(株式会社daze)による柔道。後日談として、この城ジャケを偶然見た岡村靖幸氏が、その後のアートワークを後智仁に依頼をするという展開に繋がった。
CW「茜色の空」「9月のコーヒー」
1998年10月
テレビ東京系で放送されたテレビアニメ「ジェネレータガウル」のEDテーマ曲として「これを恋と云えましょうか」が採用される。水島精二監督が、エンディングテーマを探していた際に、レコード会社にてたまたま流していたこの曲を偶然聴いて気に入り採用したという話を聞いている。歌詞は、監督の要望で、下宿先の女の子目線に書き直されている。※ガウルバージョン。
1998年11月
セカンドシングル「くもの糸」をリリース。アートワークは、誰もやったことないシリーズで水墨画。当時NHK教育で放送されていた水墨画教室の中国人の先生に、オリジナルの水墨画を描いていただいた。PVは、アニメーション。抑制の効いたメロウソウルの傑作でDJを中心に人気が高い。
1999年4月
ファーストフルアルバム「042」を発表する。042とは、東京・多摩地区の市外局番でナッシュビルのバンド「Area Cord 615」から着想を得て命名。のどかな団地風景のイラストはマー関口さん。
VIVID SOUNDより、限定500枚のアナログもリリース。
2000年
いったん活動休止。この間に荘田、中澤は、佐治宣英(ds)、鈴木克敏(b)そして西村純(key)と共に「Nack & Zook」を結成。
2001年
「Nack & Zook」に吉井が加わるような形で新生ヨシンバ活動再開。6人組としてライブを中心に精力的に活動を始める。西村が加わった事により、定評のあったコーラスワークにも更に磨きがかかった。
2001年9月
マグネットレコードよりセカンドアルバム「ハズムリズム」を発売。活動休止期に吉井が知り合った矢吹申彦氏にジャケットを描いて頂く。氏に頼む方は、だいたいお任せが多いのだが、私達はかなり細かい注文をしたので「こんなに指定が多いのは初めてだ」と氏はこぼしていた。デザインは、武蔵美時代から旧知の梁木明子。
表題曲「ハズムリズム」はFM群馬の名物番組「チャンネル148」のEDテーマに番組終了の2011年まで10年間抜擢されて今も多くの群馬県民に愛されている。「ハズムリズム」発表後、佐治(ds)が脱退。林邦洋さんのサポートで面識のあった朝倉真司をサポートに迎え精力的にライブ活動を行う。
2002年5月
初の関西ツアーを経て朝倉( ds、perc、cho)正式メンバーへ。京都の料亭にて朝倉を口説き落とした。
2002年10月
マグネットレコードよりサードアルバム「足りないもの」を発売。
2002年10月4日
渋谷クラブクアトロにて行われた葡萄畑24年ぶりの再結成ライブにゴメスザヒットマン、ラリーパパ&カーネギーママと共に出演。矢吹申彦さんのジャケ写つながり、ヨシンバデビュー時にあるライターから「英米とりまぜた雰囲気が、葡萄畑みたいだね」と言われて以来、ずっと気になっていた伝説のバンドだっただけに興奮した夜になった。その後吉井は、葡萄畑の青木和義氏と「Banda Planetario」を結成して音楽を共に奏でる仲間となった。
2003年9月
結成からのメンバー荘田、中澤脱退。吉井、西村、鈴木、朝倉で4人組の新生ヨシンバとして再始動。他アーティストへのサポート、プロデュースなど各方面に触手を伸ばしながら、4thアルバムに向けて曲作り、プリプロ、ライブなど精力的に活動を展開。
2006年6月26日
ミディクリエイティブより4thアルバム「4(フォー))発売。
2007年4月13日
下北沢440にて初自主企画ライブ『ゆるやかな接点vol.1』開始。
2007年7月13日
『ゆるやかな接点vol.2』開催。
2007年11月9日
『ゆるやかな接点vol.3』開催。
2008年4月12日
『ゆるやかな接点vol.4』開催。
ゲスト:山田タマル
2008年9月23日
『ゆるやかな接点vol.5』開催。
2008年12月13日
『ゆるやかな接点vol.6』開催。
2009年3月8日
ヨシンバ・ワンマンライブ『ゆるやかな通過点』を赤坂グラフィティで開催。(ゲストギタリスト:鳥羽修)この日をもって2001年から8年間、苦楽を共にしてきたベースの鈴木が脱退。隅倉弘至(初恋の嵐)をサポートベーシストに迎え再始動。
2009年8月8日
『ゆるやかな接点vol.7』開催。
ゲスト:Banda Planetario/福島ピート幹夫(KILLING FLOOR)/鳥羽修(タマコウォルズ)
2009年12月
サポートギタリストに中森泰弘(Hicksville)を迎えて5人体制に。
2010年3月9日
新たな自主企画ライブ『あかりをつけましょう vol.1』を下北沢440で開催。
ゲスト:ハックルベリーフィン/東川亜希子
2010年5月23日
『あかりをつけましょう vol.2』を渋谷7thFloorで開催。
ゲスト:前野健太とDAVID BOWIEたち/パウンチホイール
2012年6月10日
復活した初恋の嵐のイベント「対バンの嵐」に出演。
出演:ヨシンバ/初恋の嵐 with Friends/ゲントウキ
【初恋の嵐ゲストミュージシャン】
<guitar>木暮晋也(Hicksville)<key>高野勲
2015年7月21日
自主企画ライブ「Summer Breeze Vol.』を渋谷gee-geにて開催。
2016年6月
満を持して5thAlbumの制作に取り掛かる。
2018年8月21日
デビュー20周年を記念して下北沢440にてイベントを開催。結成メンバーの荘田潤一(五目亭ひじき)を招いて、吉井と荘田による初期スタイルのヨシンバ披露の他、荘田のバンド「ミチマチガエタズ」も出演。
2019年5月15日
5thアルバム「ツヨクヨハク」をハピネスレコードより発売。ちなみにハピネスレコードは、デビューのきっかけになったクラブイベント “Happiness”を主催していた平野栄二が1998年に始動したレーベル。東京/大阪/京都にて発売記念ライブを行う。